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  • 2023.9.12

    読み物

    幼児・子ども向けアプリを安心して選ぶ方法

    ~安全性と知育効果をチェック~

    ソファでくつろぐ親子、子ども、4歳 知育

    はじめに

    小学校でもタブレットの普及が進むなど、子どもたちがデジタル世界で学びやエンターテイメントを楽しむ機会はますます増えています。様々な子ども向け知育サービスやアプリがあり、ご家庭でお子さまに日常的に遊ばせている方も多いのではないでしょうか。

    子ども向けの知育アプリは、適切に使用すればお子さまの成長に役立つ反面、お子さまの安全と健全な成長を確保するためには、親のみなさんが慎重な選択をすることが不可欠です。

    この記事では、知育アプリのもたらす学習や親子のコミュニケーションへの効果と、それをふまえてお子さまにとって安全なアプリを選ぶ方法について詳しく解説します。

    1.効果的な知育とエンターテインメント性

    まずは、子ども向けアプリがもたらす知育への効果について解説します。

    知育要素とエンターテインメント性を兼ね備えた子ども向けアプリは、お子さまの成長に良い影響をもたらします。

    (1) 効果的な知育とは

    そもそも、効果的な知育を実現するためには、一例ですが、以下のようなポイントが大切です。

    ・興味を引く環境

    お子さまの興味や好奇心に合わせた教材・アクティビティを選び、学びを楽しいものとしてとらえられる環境を整えましょう

    ・遊びと学びのバランス

    お子さまが楽しいと感じる遊びを通じて学びを促進する。知育教材や知育アプリを遊びの一部として取り入れましょう

    ・発達段階に合った内容

    お子さまの年齢や発達段階に応じた内容や難易度のものを選んで、適切なチャレンジをさせてあげましょう

    これらの点もふまえると、知育アプリはお子さまの効果的な知育にぴったりです。知育アプリは、楽しいゲームで遊べて、豊富な種類のなかから、お子さまの成長や興味に合わせて気軽に新しいものを試すことができます。

    (2)子どもの学習や成長につながるアプリ

    子ども向け知育アプリは、先ほども触れたように、お子さまが楽しみながら学びや成長を得ることができるツールです。

    また、アプリという特性上、タップ、スワイプなど、独自のアクション性があることも知育アプリのメリットの1つです。机に向かっているだけだと退屈しまうお子さまでも、スマートフォン1つで、動作に合わせて飽きずに学習することができます。

    (3) エンターテインメント性も学びもあるアプリ

    お子さまがアプリで楽しく学ぶためには、学びとともにエンターテインメント性も兼ね備えたアプリであることが不可欠です。

    アプリのコンテンツやゲームが楽しいものであること以外にも、人気キャラクターが登場することも、エンターテインメント性が高いポイントの1つです。

    「ネオスキッズ」の知育アプリは、「ディズニー」、「クレヨンしんちゃん」、「きかんしゃトーマス」、「LEGO」、「はらぺこあおむし」など、人気キャラクターのゲームで、お子さまが楽しく遊んで学ぶことができます。

    ★ネオスキッズはこちら

    子どもたちは自分の興味から楽しい体験を求めるなかで、無意識のうちに学んでいることも多いです。このように、エンターテインメント性が十分で、お子さまが進んで遊びたがるような知育アプリを見つけましょう。

    2.アプリ選びを通じた家族のコミュニケーション

    ここでは、お子さまとコミュニケーションを取りながらアプリを選ぶ楽しみについて解説します。

    アプリ選びを通じて、いまお子さまが好きなものや、興味を持っているものを知る良い機会にもなります。

    (1) 子どもの関心や好みを尊重する方法

    お子さまの関心や好みを理解することは、良いアプリ選びの基本です。お子さまの気持ちを尊重するには、できるだけ多くの選択肢を与えてあげることも大切ですが、無数にあるアプリのなかから、お子さまだけで選ぶことは難しいです。

    普段から、お子さまが興味を持っていることや、好きな遊び、キャラクターなどを聞いて、お子さまが好きそうなアプリをピックアップみましょう。

    (2) 家族でアプリを選ぶ楽しみの体験

    アプリ選びを家族で協力して行うことは、楽しい時間を共有する機会にもなります。一緒にアプリストアを開いてみて、お子さまの提案や意見も尊重しながらアプリを評価することで、お子さまの成長にもつながります。

    (3)子ども向けアプリでコミュニケーションと学びを促進する

    子ども向けアプリは、家族のコミュニケーションを促進する役割も果たします。一緒にアプリを使用することで、お子さまの学びや成長をサポートするだけでなく、家族の絆を深めることにもつながります。

    ★「クレヨンしんちゃん お手伝い大作戦」
    「ネオスキッズ」のアプリ「クレヨンしんちゃん お手伝い大作戦」では、50種類以上のお手伝いミニゲームで遊べます。2人で遊べるミニゲームもあるため、家族で一緒に遊ぶのにもぴったりです。アプリで遊んでお手伝いを覚えることで、ご家庭でのコミュニケーションにもつながります。

    子ども、4歳、知育、アプリ

    3.子ども向けアプリの安全性をチェックするポイント

    その他にも、お子さまにとって安心・安全であることも子ども向けアプリを選ぶ際には重要です。

    ここでは、子ども向けアプリの安全性をチェックする3つのポイントを解説します。

    (1) アプリの開発会社や評価

    子どもが利用するアプリの開発会社やアプリの評価を確認することは、安全性を判断するための基本といえます。

    信頼性のある開発会社や高評価を受けているアプリは子どもが安心して利用できる可能性が高いため、アプリをダウンロードする際には、開発会社やレビュー・評価もチェックするようにしましょう。

    (2) プライバシー保護対策

    子ども向けアプリにおいては、個人情報の保護が特に重要です。アプリの個人情報の取り扱いに関する情報は、アプリストア上で下記のとおり確認することができます。

    ★Appleアプリの場合
    アプリストア>「Appのプライバシー」

    子ども、4歳、知育、アプリ
    出典:App Store

    ★Googleアプリの場合
    アプリストア>「データセーフティ」

    子ども、4歳、知育、アプリ
    出典:Google Play Store

    まだまだ判断能力が完璧でないお子さまが使用するものだからこそ、プライバシーポリシーやデータ収集の方法を確認し、子どもの情報が適切に保護されているかを確かめましょう。

    (3) 広告やコンテンツの適切さ

    アプリを選ぶ際には、アプリ内の広告やコンテンツが子どもにとって適切なものであるかどうかも確認が必要です。

    前提として、子ども向けアプリのなかでも、広告を含むものと含まないものがあります。

    ★Appleで広告を含むアプリの場合
    先ほどの「Appのプライバシー」内に、「サードパーティ広告」※の記載があるものは、アプリ内に他社の広告が表示されます。

    ※サードパーティ広告…アプリの運営会社以外の他社の広告のこと

    子ども、4歳、知育、アプリ
    出典:App Store

    ★Googleで広告を含むアプリの場合
    Googleの場合、広告を含むアプリはトップに記載があります。

    子ども、4歳、知育、アプリ
    出典:Google Play Store

    もちろん、一概に広告を含むアプリすべてが有害というわけではありません。アプリストアで「子ども向け」の承認を得ているアプリは、広告を含む場合でも、お子さまに悪影響がないよう一定の配慮がなされています。

    アプリ内の広告やコンテンツすべてをダウンロード前に確認することは難しいため、心配な場合は各アプリストアで「子ども向け」の承認を得ているものを選ぶと安心です。

    ★各アプリストア「子ども向け」詳細についてはこちら

    不適切な広告やコンテンツが表示されるアプリは避け、お子さまの目に触れるものは安心できるものに限りましょう。

    4.アプリの内容と子どもの年齢

    ここでは、アプリの内容とお子さまの年齢の関連について解説します。

    アプリがお子様に与える影響は大きいため、お子さまの年齢に合わせた適切なアプリを選ぶようにしましょう。

    (1) 年齢制限の確認方法

    子ども向けアプリは年齢制限が設けられていることが多いです。主なアプリストアでの対象年齢の確認方法は下記の通りです。

    ★App Store(Apple)

    子ども、4歳、知育、アプリ
    出典:App Store

    ★Google Play Store(Google)

    子ども、4歳、知育、アプリ
    出典:Google Play Store

    どちらもアプリのトップの目立つところに記載があります。アプリ内のコンテンツがお子さまの発達段階に合ったものかどうかを確認し、対象年齢に合わせたアプリを選びましょう。

    (2) コンテンツの適切さと子どもに与える影響

    まだ物心のついていないお子さまは、あらゆる情報や刺激に影響を受けやすく、もちろんアプリも例外ではありません。

    教育的であったり、創造性を刺激する内容が含まれているか、反対に、不適切な内容が含まれていないかなどを確認し、お子さまの健全な成長につながるものを選びましょう。

    参考までに、子どもが育むと良いとされる能力をいくつかご紹介します。

    ・集中力
    ・空間把握力
    ・好奇心
    ・創造力
    ・思考力
    ・理解力
    ・社会性
    ・想像力
    ・推理力

    これらの能力については、説明欄などに記載がある場合が多いです。また、当サイト「ネオスキッズ」では、それぞれのアプリで身につく能力が一覧で確認できます。

    ★ネオスキッズはこちら

    ぜひアプリの説明欄などにも目を通して、お子さまの成長につながるようなアプリを選びましょう。

    (3) アプリのテーマやジャンルの選択

    興味や関心に合ったテーマやジャンルのアプリを選ぶことで、お子さまの学習意欲や楽しみが高まります。お子さまとのコミュニケーションのなかで好みを理解し、選択肢を提供してあげることが大切です。

    参考までに、子ども向け・知育アプリの主なジャンルをいくつかご紹介します。

    ・数字・算数系
    ・文字・国語系
    ・パズル系
    ・リズム・アート系
    ・生活習慣・社会系
    ・カジュアルゲーム系

    また、当サイト「ネオスキッズ」では、タグ機能を使って、ジャンルからアプリを選ぶことができます。

    子ども、4歳、知育、アプリ

    ★ネオスキッズはこちら

    これ以外にも様々なジャンルがあるので、お子さまの好きなことや得意なこと、やってみたいことなどを聞きながら、適切なジャンルを選びましょう。

    5.子ども向けアプリの使用と制限

    ここでは、お子さまのアプリの使用について、携帯事業者やアプリストア、各アプリが設けている制限について解説します。

    これらも適切に利用して、ご家庭の方針に応じて、お子さまのスマートフォンの使い過ぎや、有害なコンテンツへのアクセスを防ぎましょう。

    (1) アプリストアの子どもへの配慮

    近年、アプリストアも子ども向けであること明記した、安全性を重視したアプリを推奨しています。

    例えば、日本で主流のアプリストアである「App Store」(Apple)には「子ども向け」、「Google Play Store」(Google)には「ファミリー向け」と呼ばれる区分が設けられています。これらに含まれるのは、AppleやGoogleの審査を受け、「子どもに適切である」と承認されたアプリのみです。

    ★Google Play Store「教師承認済み」アプリ

    Google Play Storeの「教師承認済み」とは、「ファミリー向け」アプリのなかでも、より高品質であるとして、教師や児童教育、メディアの専門家などに選定されたものを指します。

    このように、各ストアの推奨アプリやレビューも参考にすることで、安心してお子さまにアプリを使用させることができます。

    (2) アプリ内の子どもの使用制限

    アプリ内でのお子さまの使用を制限することで、不適切なコンテンツに触れたり、誤って高額な課金をしてしまったりするリスクを軽減できます。そのため、アプリによっては、アプリ側にペアレンタルコントロール※の設定が義務付けられているケースもあります。

    例えば、先述の「App Store」の「子ども向け」カテゴリのアプリは、「ペアレンタルゲート」と呼ばれる、大人にしかこなせないようなタスク(簡単な質問や計算など)を画面に表示し、それを完了しないと外部のサイトや購入画面には進めない仕組みが義務付けられています。

    このように、大人が管理する機能がついたアプリであれば、より安心してお子さまに遊ばせられそうです。

    ※ペアレンタルコントロール…子どもがパソコンやスマートフォンなどの電子機器を使用する際に、保護者が管理できる機能を指す

    (3) スマートフォンのフィルタリング機能

    アプリ内のペアレンタルコントロール以外にも、下記のようなフィルタリング方法があります。

    ①スマートフォンのフィルタリング機能
    ②フィルタリングアプリ
    ③携帯会社のフィルタリングサービス

    特に②と③については、アプリや携帯会社によって様々なフィルタリング機能を提供しています。

    以上から、スマートフォンの設定で基本的な設定をしつつ、細かいニーズに合わせてアプリや携帯会社のサービスを使うのが良さそうです。これらを適切に使い分けて、お子さまを有害なコンテンツから守りましょう。

    (4)アプリのタイマー機能

    子ども向けアプリのなかにはお子さまの使い過ぎを防ぐため、タイマー機能を備えているものもあります。家事などでなかなか付きっ切りで目がかけられない際にも、アプリ自体が使用時間を管理してくれるのはありがたいですね。

    ★「きかんしゃトーマス せんろをつくろう」紹介
    「ネオスキッズ」のアプリ「きかんしゃトーマス せんろをつくろう」はタイマー機能あり!制限時間は1分、5分、10分、15分、20分、25分、無制限の7段階で選択可能です。31日間の無料トライアルで、タイマー機能を含むすべての機能を体験できます。

    子ども、4歳、知育、アプリ

    タイマー機能など、ちょっとしたサポート機能があることもアプリを選ぶ際の1ポイントといえます。

    6.まとめ

    この記事では、子ども向け知育アプリの学習や親子のコミュニケーションへの効果や、安全かつお子さまの年齢にあったアプリを選ぶ方法について解説しました。

    お子さまがデジタルの世界で安全に楽しみながら学ぶためには、保護者のみなさんのアプリ選びも重要です。子ども向けアプリを選ぶ際にチェックすべきポイントは多くあり、簡単ではないかもしれませんが、家族で楽しみながら選ぶことで、コミュニケーションの促進にもつながります。

    また、アプリは、家事などで忙しく、お子さまの相手をするのが難しい場面でも役に立ちます。しかし、「知育アプリ」を有効活用する最大のポイントは、アプリに任せきりにするのではなく、家族で一緒に楽しむという視点です。

    まずは、保護者のみなさんにとって、安心してお子さまに遊ばせられるアプリを選びましょう。そして、お子さまが課題をクリアできたらたくさん褒めてあげるコミュニケーションが、お子さまの健やかな成長や「もっとやりたい!」という気持ちにつながります。単なる子守代わりのツールでなく、知育アプリはそのようなポテンシャルも秘めています。

    安全さ、対象年齢、知育・教育的要素、エンターテインメント性などをバランスよく考慮し、家族にとってベストな知育アプリを選びましょう。

    ソファでくつろぐ親子、子ども、4歳、 知育

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